A型のブルース
昨日の出来事だ。朝、なぜか咳が出る。昼、体がズーズーする。夜、8度の熱が出る。夜中、9度を超える。
…死ぬ!
薬もない、苦しい。限界だ、病院に行こう!
たいちは朝の6時に◯ザン病院にテル。震える体にムチを打ち◯ザンに駆け込む。なんでもいいから薬か注射かやってくれ!そんなたいちをよそに「これわかる範囲で書いてね」わかったから早くどおにかしてくれ!「保険証預かります〜」おお!持ってけ!早くしてくれ!「夜間なので預かり金頂いていいですか?」おお!いくらだ、庶民なたいちは財布に2万しか入ってねぇぞ!「5千円です」なんだよ、安いじゃねぇか!「先生来るまでベッドで寝てていいからね〜」た、の、む…早くっ…ガクガク…ブルブル…意識が…。「はい、こんばんは〜、いや、もう朝か?」先生そんな小ボケいらん!「え〜と…いつから症状が出ましたか〜?」先生それさっき看護婦さんに説明したし、わかる範囲で書いて言われて書いたやん!もおダメだ…。このまま殺される!「じゃぁね、インフルエンザの検査をして結果が出るまで15分くらいね〜」
たいち37年間、病院の先生や看護婦さんは神様のような存在だと想って生きてきました。
泣きながら処方せんを貰い、急いでその場で開けて飲みました。
この日の苦い思い出は一生忘れません。