チビ達のサマーバケーション3日目のブルース
甥っ子達が帰枕して3日目の朝、事件は起きた。昨夜は息子氏2がTHE真鯛で甥っ子達とお泊まりを決めたお陰でたいち邸はだいぶ静かを取り戻す。が、早朝インターホンが鳴る。息子氏2「ただいまーぐっすり眠れたよー」。そおか、そりゃ良かったな。だが、もう少しゆっくりさせてくれ。帰宅した3人を横目にたいちは寝室で得意の愛本をピコ。しばらく放置プレイを決めると息子氏1の部屋で何かをやっている。たいち覗く。
絵具!
え!?
絵具!
西日本一綺麗好きで有名なたいち、真っ先に脳裏に浮かぶ事、それは
「こいつら絶対に汚す!」いや、むしろ時すでに遅かったか?。一通り見渡すが今のところセーフ。大概こぉいった状況ってのはどこかに絵具が付くもんだ。これは阻止せねば、西日本一綺麗好きなたいち、絶対に阻止せねば。…待てパパ、いくらお前が西日本一綺麗好きだからといって、こんなに楽しく頑張っているチビ達の空気を悪くしていいものだろうか。
パパたいち、そっとクーラーのスイッチを入れてやり、ドアを閉める。チビ達のサマーバケーション3日目がスタート。